2話 ページ4
スマホのナビを頼りに青葉城西へと向かうと、入り口辺りから部活動に誘う声が響いていた。
元から影を薄くできる僕は気付かれない程度に影を薄めると、
騒がしい人ごみの中に入っていた。
(…確か、彼らも高校生になるんだっけ……)
歩いている中、思い出したのは、かつての仲間だった彼らの姿だった。
(……バスケ……やるのかな……)
歩みが止まっていく中、僕はペンダントであるロケットを握り締めた。
(はぁ…… 「「キャーｯ！！！」」ｯ！？)
その時、近くから耳を貫くような悲鳴が上がり、僕は顔をしかめながらその方向を睨んだ。
「キャー！及川せんぱーいｯ！！」「こっち向いて！！」
女子達が向く方を見ると、
そこには、キラキラを身に付けた男性とその男性をウザそうに見るもう一人の男性だった。
(黄瀬…みたいだ……)
思い浮かんだのは、あの男性と同じキラキラを持つ黄色の彼だった。
(…うるさいから、もう行こ〖ドンｯ！〗)
すると、目前で叫ぶ女子の一人がぶつかってきて、
その拍子にフードが上がり、目前の光景がはっきりと目に映し出された。
(ヤバｯ！！)
急いでフードを下げたが、時は遅く、頭の中にあの男性二人の情報が浮かび上がった。
〖華 可能性あり〗
(ｯ！？まさか…)
浮かび上がった文字に僕はかつての彼らを重ねてしまい、
段々と恐怖が身体中に巻き付いてきて、呼吸が浅くなってきた。
(息が…出来ない……)
歪んでいく視界
僕の身体はゆっくりと傾いていった。
「・・・ｯ！！」
その時、霞んでいく視界の端で、
誰かが叫んでこっちへと走ってくる光景が映り込んだ。
ガシッ
(……だ、れ……？……)
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星姫(プロフ) - はい！今後ともよろしくお願いしますね！ (2020年2月17日 2時) (
レス) id: cdf2fd6a21 (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 星姫さん» お大事になさってください。 (2020年2月14日 2時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
星姫(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます！( ；∀；)実は少し体調をくずしていましたが、気合いでなんとか治してみせます！！( ・`д・´)今後ともよろしくお願いしますね！(=ﾟωﾟ=) (2020年2月12日 21時) (レス) id: cdf2fd6a21 (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 無理せずでいいですから、最新ください！すごく面白かったです！ (2020年2月12日 1時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
星姫(プロフ) - 愛羅さん、読んで頂きありがとうございます!更新出来るだけ早く投稿しますね (2019年2月3日 15時) (レス) id: d716fdff91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星姫 | 作成日時：2018年11月19日 1時
