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にゃんにゃん ページ28

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2月22日にちなんで…




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なぜ、こんな格好をしているのでしょう…




『やばい、可愛い』





世間でいう猫耳と尻尾ってやつですね
これは遡るほど1時間前…





『ただいま』

「おかえり結弦」



大会から帰ってきた結弦
いつもの通りファンからのプレゼントを両手に抱えている
結弦の左手のものを受け取ってリビングに持っていく

ファンレターやプレゼントを一緒に見るのはもう当たり前
結弦が一緒に見たいと言ってからそうなった




『今回もたくさん飛んできたよ(笑)』



机にはずらりと並ぶ黄色いくまさん



「結弦が同じティッシュケース持ってくからだよ(笑)」

『だってこの顔見ると落ち着くんだもん(笑)』




プレゼントはお花やぬいぐるみが多い
その中でふと白い箱が目に付く




「これなに?食べ物?」

『いや、食べ物は流石にダメだよ、なんだろう』




結弦も中身は知らないようだ
結弦に渡すと、軽い音を立てて開けられた箱
中から手紙らしき白い紙と別のものが出てくる




「…なにこれ、猫耳?尻尾まで…」

『…面白い』



手紙を読みきってくすくす笑う結弦
何が書いてあるんだろう



「見せて」

『そのかわりそれ付けてくれるならいいよ』

「これを!?」




にんまりと笑う結弦に呆れる
やっぱり思考は男なのか…


でも手紙になんて書いてあるかも読みたいし…



「…分かったよ…」

『やった!!!』




そんなキラキラした笑顔しないで…

結弦から手紙を受け取り読んでいく

どうやら結弦と私の熱烈なファンからのようだった

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設定タグ:短編集 , 羽生結弦   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:星羽 | 作成日時:2018年2月20日 0時

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