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『やめて!絶対インスタとかやめてね!?』
信『ええやん!ここまでノリノリでやってくれると思わんかった(笑)』
「ノブくん、これは私たちだけの秘密にしよ?(笑)」
ノブくんは残念がってたけどいつまでもふざけてる訳にもいかずまた会おうねと約束して練習に戻って行った
『変なこと頼まないでよ〜』
「ごめんごめん(笑)でも私は大満足!これ見て今日頑張ろー(笑)」
『はい、そんなこと僕に頼むんだったらAもやって』
「え!?」
今なんて…?
『やってくれるよね?』
なーんてこてんと首をかしげて言う結弦
あぁ…この結弦には弱い…
仕方ないなぁ…
「1回だけだよ…」
『ばっちりスマホに収めるから任せて』
「全然いらないわ…」
『ほら早く』
カメラを私に向ける結弦
遠くでノブくんが肩を震わせて笑ってるよ
後で覚えてなさい…
「いくよ?撮ってなかったとかなしだからね?」
『分かった分かった、はい、どーぞ』
ええい!今だけプライドも全部捨ててやる!!
ノリノリで行くわよ!!
「おめめぱっちりんこ!☆」
どうよ結弦、最後にウインクしてあげたよ
私の全力よ!
『…』
結弦はポカーンとしてる
あれ、不発??
「ち、ちょっと結弦、何か言ってよ恥ずかしいじゃん!」
『……る』
「え?」
『可愛すぎる!』
あ、どストライクでした(笑)
『今だけこのノリをくれたノブくんに感謝…』
「いいから何回も流すのやめてえええ!!」
スケートリンクに私と結弦のギャグが炸裂した今日この頃
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作者名:星羽 | 作成日時:2018年2月20日 0時