48☆もう一度 ページ48
A達は今、有星神社本堂に居る。
ストーカーが妖怪だということで、とりあえずおばばを呼ぶことになったらしい。
「おばば〜!」
と、アキノリが有星ミツエを呼んできた。
Aの話を聞き終わる前に、おばばは立ち上がった。
「また酒呑童子か?!3度目の正直、もう黙っとれん!」
衝撃で床が大きな音を立てる。
「お、おばばさん落ち着いてください!」
トウマが慌てておばばをなだめる。
「ていうか、ハルヤはそんなことしないから大丈夫ですよ!」
Aも言った。
「いいや、AA!おぬしはやつの本性を・・・。」
「はっ!やばい!ミッチーお願い!」
ナツメが息を呑んでおばばを止めにかかった。
Aが酒呑童子の黒歴史を知ったら今夜、修羅場がうまれてしまう、と恐れたことによってだ。
「お任せください、ナツメさん!おばばさんスト〜ップ!」
ミッチーは強引な方法によって修羅場を防いだ。
「ミツマタノヅチ!お年寄りには優しくが常識じゃろうが!
まあいいわい、で、そのストーカー妖怪は酒呑童子じゃないんじゃな?」
「はい、ハルヤはそういうことする人(鬼だけど)じゃないですよ。」
「・・・。言いたいことはたくさんあるんじゃが。
なら、この間おぬしの前の家にいったときに居た悪しき妖怪に目を付けられたのかもしれぬ。」
おばばは重々しく告げた。
「えっとじゃあ、僕たちがもう一度Aさんの前の家へいって
その妖怪を倒せば、ストーカー妖怪は居なくなるっていう事ですよね?」
トウマがそう提案した。
「まぁそうなるな。じゃがあの義経が避難を促すほどじゃから、なかなかに強い妖怪なのじゃろう。もし行くんならわしもついていこう。」
うなづきながら、おばばはそう言った。
「本当ですか?心強いです!」アヤメが嬉しそうにする。
「じゃあ、義経を憑依させておいて、本当に危険なとき知らせますね。
憑依!幻魔義経!我に力を!」
「義経、参上。ってそちら、またあそこへ参るのか?!
その辺の心霊スポットよりよほど危険なのだぞ!?」
動揺した状態の義経と共に、妖怪探偵団はAの前の家へ向かった。
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水渚桃華(プロフ) - シャドウサイド好きなんですね!私も大好きです。更新頑張って下さいね!遅くなってごめんなさい。イベント参加ありがとうございました (2020年10月7日 20時) (レス) id: 3a85905bbd (このIDを非表示/違反報告)
松平茶月!(プロフ) - 私は、著作権に引っかからないやつで画像(イメ画)作って(いや、載せて)ますよ? (2020年9月4日 20時) (レス) id: 83b5543a0c (このIDを非表示/違反報告)
だれかの心臓になれたなら - 精神攻撃…w選手交代…ww (2020年8月30日 10時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - 評価の女神(?)さん» めっちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!\(^ω^) (2020年8月28日 21時) (レス) id: 55fbb4b320 (このIDを非表示/違反報告)
評価の女神(?) - 面白くて好きです!更新も速くてありがたいです! (2020年8月28日 20時) (レス) id: 15280099e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひか | 作成日時:2020年8月16日 17時