【シャドウサイド】続章〜1〜妖魔界と鬼族

12☆帰宅後 ページ12

私、Aがハルヤ宅を掃除していると、玄関の扉が開いてハルヤが帰ってきた。

あれ？今日は知り合いの５人に伝えたいことがあるから遅くなるって言ってたのにだいぶ早いな・・・？


「ハルヤおかえりー！早かったね？」

「あぁ、Aか。ただいま。３人は回れたんだがな、３人目に喧嘩を売られた様な気がして疲れた・・・。２人は明日回る。」

「そっか。１人１人回るほどのことってよほど大事なこと？」
何気なく聞いたら

「あ、ああそう、かなり大事なこと。うん。(まずい！Aには絶対知られたくない！)」

「ハルヤ、顔が青いけど大丈夫？」

「あぁ、いつも通りだ。」

何だろうな？

ハルヤの感じからすると重大な秘密らしい。

「そうそう、前、ハルヤの秘密教えてもらったから私のも言った方がいいかなって。」

話しを変えよう。それに、前から言わなくちゃって思ってたし。

「実はね、私。」話し始める。

「魔法って言うか、超能力･･･？っていうか、なんかそういう不思議なのが使えるの。」

「そうか！俺はそういうの興味あるぞ！」なぜかハルヤのテンションが上がっている。

「どういう系のやつだ？」

ハルヤの勢いにおされつつ「シールドみたいなのをだすことだよ〜。」と答える。

「おお！防御系のは便利だな！回復とかは？」

「あ〜、そういう便利なのは使えないんだよね。回復とか、実際にあったらチートだよ？」

言われてみたらそうかもしれない。
ハルヤは思った。

13☆出発前に→←11☆トウマとハルヤ

ラッキーアイテム

ケースケのTシャツ

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す