転生 9 ページ10
翔side
えー只今絶賛放心状態の主人公、四宮翔です。
え？俺の名前を忘れてた？おいおい、駄目だろ？ま、俺も忘れそうになってたんだけどね。色々な衝撃が強すぎて。
そんな現実逃避に勤しんでいると、すっかり話が進んでいた。
〈おい！翔！周りの景色が見える！〉
いつのまにそんなところまで進んだの？早くない？お前、へんなこと言ってないだろうな。ハゲとか。
〈…そんなことより、お前が遠い目をしてたからだろ。
はっきり言うなよ。
ていうか、そんなことよりってなんだ。言ったんかお前。
そんなことをしゃべっているとだれかの声がした。
「おい、お前たちだけで話すでない。」
うん、うすうすわかってるんだよ。目の前の竜なんじゃないかと。
そんな葛藤を一人でしていると、隣のアホと竜が話し出した。
〈はいっありがとうございま_____〉
「では改めて名乗ろうか」
え？なんて？
「我が名は暴風竜ヴェルドラ」
「この世に4体のみ存在する竜種が1体である。
クァーーーハハハハ！！」
めっちゃレアやん。でもそしたらなんでこんなところに？
「お、おい。怯えるなと言っただろうが。」
この竜、姿はビビるが、話してみると意外にも話し好きで親切だった。
「なんとお前たち、異世界からの転生者か。
ものすごく希な生まれ方をしたな。」
「転生者はたまに生まれてくるし、異世界人も時たまやってくるが、異世界からの転生者は我の知る限り事例はない。」
へぇ、そうなのか。というか
「異世界人ってのは俺ら以外にもいるって事ですか？」
疑問に思った事を言う。
「うむ。ヤツらはこちらの世界に渡る時、望んだ能力を得るらしいぞ。」
その望んだ能力が俺の『知能者』だったり、悟の『捕食者』みたいな感じか。
じゃあ、日本人とかもおるかもしれんのんじゃ。
悟も何か考えている。多分同じ事だろうけど。
「…そうか。言ってしまうのか。」
待って！その顔に俺弱いの！やめて！
〈ええと…ヴェルドラさんはここから動けないのですか？〉
そう、それ俺も気になってた。
「うむ。300年前に勇者に封印されて以来このままよ。」
急にRPG感が出たな。勇者っているんだ。ってことは魔王とかもいる感じ？
意識を深く沈ませているとまた隣のアホが爆弾発言をした。
〈よし！じゃあ自分…いや、俺たちと友達にならないか？〉
大変なことになった…！
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J(プロフ) - いえいえ！これからも応援してます！ (2020年6月28日 17時) (
レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
平凡(プロフ) - Jさん» こんにちは！ほんと申し訳ないです……。通知来てみてくれたんですか……！！！ココ最近であった出来事で1番嬉しいかもしれません(ガチ)ありがとうございます！ (2020年6月28日 17時) (レス) id: 75fb7e6fb8 (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - こんにちは、通知がきたから見て見たら、久しぶりに更新されてるーー！！って思いました！とても嬉しいです！更新無理のないように頑張ってください！！ (2020年6月28日 17時) (レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
平凡(プロフ) - おまめさん» ちょ、まじやないですか笑頭の中で置き換えてみてください。腹筋崩壊待ったなし笑ありがとうございます！ｲｯﾊﾟｰﾂ!!!! (2020年5月2日 2時) (レス) id: 75fb7e6fb8 (このIDを非表示/違反報告)
平凡(プロフ) - おまめさん» ありがとうございます！これから少し頻度あがると思うのでよろしくお願いします！ (2020年5月2日 2時) (レス) id: 75fb7e6fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：平凡 | 作成日時：2018年12月11日 19時
