転生 37 ページ38
フォルスside
村の中心で鮮やかに燃え盛る炎を後ろに俺達は立っていた。
何故こうなったかと言うと、それは少し時間を遡らなくてはいけない。
事の発端は些細なことだった。いや、些細なことではないがその時は心配こそすれど、こんな事になるかもしれないなんて考えてすらいなかった。
「…？シズさん？」
リムルがシズさんの変化に気づいたのか、声をかける。
しかし様子が可笑しい。まるで別人のような…
「！！リムルさがれ！」
嫌な予感がした。あれは今さっきまでのシズさんじゃない。
リムルもただ事じゃないと思っているのか、すぐさまさがってくれた。
《対象の魔力が増大しました。警戒してください。》
知能者までもが警告を出すのだから相当なのだろう。
「おーい!リムルの旦那！フォルスの旦那！」
くそっ最悪のタイミングやな…。リムルとランガだけならともかく、こいつらまで来ると攻撃がしにくい。
しかもうるせぇときた…。このまま巻き込んでええんやないか…?
「シズさんも俺たちの仲間だ」
それを聞けて安心した。
ちゃんと、意思は持ってきているようだ。
『ハナ…レテ…』
小さな声が空気を揺らした。シズさんの声だ。
『オサエキレナイ…ワタシカラハナレテ…』
どっかの誰かが言っていた。
どんな理由であろうとも女を泣かせたら、男失格だと。
そんな事を言っとったような気がする。確か。
「任せろ」
一言ではあるがリムルの力強い声は、シズさんを安心させることが出来たようで、『オネ…ガイ…』と小さく呟いたのち、瞳を閉じた。
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J(プロフ) - いえいえ！これからも応援してます！ (2020年6月28日 17時) (
レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
平凡(プロフ) - Jさん» こんにちは！ほんと申し訳ないです……。通知来てみてくれたんですか……！！！ココ最近であった出来事で1番嬉しいかもしれません(ガチ)ありがとうございます！ (2020年6月28日 17時) (レス) id: 75fb7e6fb8 (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - こんにちは、通知がきたから見て見たら、久しぶりに更新されてるーー！！って思いました！とても嬉しいです！更新無理のないように頑張ってください！！ (2020年6月28日 17時) (レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
平凡(プロフ) - おまめさん» ちょ、まじやないですか笑頭の中で置き換えてみてください。腹筋崩壊待ったなし笑ありがとうございます！ｲｯﾊﾟｰﾂ!!!! (2020年5月2日 2時) (レス) id: 75fb7e6fb8 (このIDを非表示/違反報告)
平凡(プロフ) - おまめさん» ありがとうございます！これから少し頻度あがると思うのでよろしくお願いします！ (2020年5月2日 2時) (レス) id: 75fb7e6fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：平凡 | 作成日時：2018年12月11日 19時
