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魁「んで?どーなの?ここに住む?」
『え、あ、でも、迷惑...』
透「別に、迷惑じゃない」
圭「......まぁ、ここに住んでいれば、俺達も安心できるが、」
魁「んじゃ、決ーまり!!」
初「でも、部屋とか日用品とかどうするの?」
透「日用品や服は明日買えばいい。部屋は....魁利の隣が空いてるし、ベッドがあるから大丈夫だろう。」
魁「いや...あそこのベッドは、」
透「ん?なんだ?」
魁「その...ベッド、壊れててさ...」
初「え?!じゃあ、今使えないの?!」
魁「はは...まぁ....」
透「チッ....じゃ、俺の部屋で寝ろ」
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『............は?』
透「なんだ?」
『無理です!!無理です!!無理です!!』
透「なんでだ?」
『いや!!同じベッドに男女が2人って!!それに!!初美花さんの所でいいじゃないですか!!』
透「初美花のベッドは無理だな。2人も入らない。」
『じゃあ、私!!ここで寝ます!!』
魁「....それは、背中とか痛くなるんじゃないかな?」
『いいですよ!!それくらい!!』
初「えー、寝ちゃえばいいじゃーん」
『はぁ?!!!』
つ「そんなに嫌なら、今晩はうちに泊まるか?」
『......え?』
つ「さすがに男の、しかも今日初めて会った人と同じベッドでは寝られないだろう?
私の家だったら、女同士だし、国際警察でもあるから....な?」
『えっと...いいんですか?』
つ「あぁ、いいぞ。ジュレの皆も、圭一郎と咲也もそれならいいよな?」
圭「まぁ...つかさなら安心できるな」
魁「ま、今日だけならいっかー」
透「....じゃあ、よろしくお願いします」
つ「ん、わかった。
着替えは......私のでいいだろう。少しでかいかもしれないけど」
『その、ありがとうございます!!倒れてから、色々と....』
ヤバい。泣けてくる。
知ってる人なんていない。
初めて、1人になって
“怖い”
“寂しい”
そう思った。
毎日、毎日、口うるさく喧嘩してたお母さんがいなくて。
友達みたいに仲がいい、何でも話せる兄弟 · 姉妹がいなくて。
ルパパトの良さをわかってくれなかったけど、どんなときでもそばにいてくれたさゆりがいなくて。
ずっと会いたかった7人がいて。
嬉しいんだよ?
でもね、それ以上に
“寂しい”の。
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---------キリトリ----------------------
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ノノ - 続き書いてくださ>_< (2023年1月22日 11時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ゆうみんさん» ありがとうございます!!そう言っていただきとても嬉しいです!!頑張ります!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 九羅茉さん» ばらさないですね!!皆さんの意見をまとめてストーリー書いていきます!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ああああ気になる、彼女ちゃんやかいり君これからどうなるのかな楽しみです (2019年2月3日 20時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
九羅茉 - ばらさないに一票 まだだまだそのときじゃない! (2018年12月9日 10時) (レス) id: abc9788137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん x他2人 | 作成日時:2018年8月4日 18時