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圭「ん”ん”っ...ところで、なぜあんなところで熱中症になるほどいたのか教えてもらおうか。」
『......え、あの、』
つ「何か、言えないことでもあるのか?」
『別に、そんなんじゃ....』
つ「じゃ、答えてもらおう。ん?」
怖い、怖いですつかささん。
そんな綺麗な顔で私を見ないで....←
『言いますから....ね?』
圭「.....何かあったのか」
『別にそんなんじゃないんですけど....』
つ「じゃ、どうしたんだ?」
『............家が、なくて』
皆「「「「「?????」」」」」
『家がなくて、どこにも行けなくて、あそこにいました。』
うん、嘘ではないよ?
だって、家ないし?
ここのこと全然知らないもん?
ノ「じゃあ、今までどうしてたの?」
『マンガ喫茶とか、安いカプセルホテルとか...転々としてました。』
圭「親は?知り合いは?」
『親は...5年前に亡くなって、1年前に恋人が亡くなりました。
それ以外の知り合いはいません。』
咲「そっか.....」
『あの、そんな暗くならないでください!!
ていうか、ここカフェなんですよね?何か作ってくださいよ!!
お腹空いちゃって、ペコペコです笑』
透「......そうだな、何がいい?」
『ん〜、じゃあ、オムライスで!!』
私が注文すると、透真さんは厨房に行った。
他の皆は私を見つめている。
『え?なんですか?』
つ「すまない、辛いことを思い出させてしまった」
『やだな〜、辛くなんてないですって!!』
初「でも、親と恋人を両方失うなんて...」
『でも!!こうして皆さんに会えたのでよかったです!!あはは〜』
そう、悲しくなんかない。
私はここで生まれ育ってない。
もちろん、この世界に大切な人もいないのだから。
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ノノ - 続き書いてくださ>_< (2023年1月22日 11時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ゆうみんさん» ありがとうございます!!そう言っていただきとても嬉しいです!!頑張ります!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 九羅茉さん» ばらさないですね!!皆さんの意見をまとめてストーリー書いていきます!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ああああ気になる、彼女ちゃんやかいり君これからどうなるのかな楽しみです (2019年2月3日 20時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
九羅茉 - ばらさないに一票 まだだまだそのときじゃない! (2018年12月9日 10時) (レス) id: abc9788137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん x他2人 | 作成日時:2018年8月4日 18時