story45 ページ45
.
つ「....私も、親を早くに亡くしていてね。
祖父母に育てられた。祖父は警察官でね。
真面目で、厳しくて頑固で....子供の私にも容赦なかった....
そんな祖父だから、私も成長するにつれてついつい距離を置いてしまった。」
気まずいように、つかさちゃんの隣にいる魁利くんは視線を反らす。
この先の話ならわかってる。
つかさちゃんがどうしてこんなに魁利くんを心配するのか。
つかさちゃんの過去がどんなだったか。
2度は聞きたくない。
私は黙ってその場から去った。
−カラン...コロン....
『ただいま〜...っと』
透「おかえり....魁利はどうした?」
『あ...途中で圭一郎さん達が来ちゃって、多分つかさちゃんと一緒だと思います....』
透「一人で帰ってきたのか?」
『まぁ、そうですね....はは、』
居心地悪そうに私がはにかむと透真さんは軽く溜め息をついた。
−カラン...コロン....
魁「たっだいま〜」
その時、ちょうど魁利くんが帰ってきた。
そして私を見ると、魁利くんは私に近づいてきて。
魁「ちょっと!!なんで先に帰るんだよ!!心配しただろ?!」
『わ、え、は?...すいません....』
魁「もー、俺探しながら帰ってきたんだからな?!」
『だって...つかさちゃんと話してたから...』
魁「だからって!!無言で帰るな!!何か言ってから帰れ!!」
『わ、わかりました....』
そう私が言うと、魁利くんは私から離れていつもの席に座った。
座ってもなぜか表情は変わらなくて。
魁利くんのそばに駆け寄る。
魁利くんは私と一瞬目を合わせただけですぐに逸らした。
.
_________________________
今日のルパパト号泣しました。
あれ、ヤバくないですか?
3人が抱き合うのも最高だったし、魁利が圭一郎にコレクション託すのも最高すぎました。
あと1話。
寂しいけど、この作品、書き終わるまでよろしくお願いします!!
.
188人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノノ - 続き書いてくださ>_< (2023年1月22日 11時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ゆうみんさん» ありがとうございます!!そう言っていただきとても嬉しいです!!頑張ります!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 九羅茉さん» ばらさないですね!!皆さんの意見をまとめてストーリー書いていきます!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ああああ気になる、彼女ちゃんやかいり君これからどうなるのかな楽しみです (2019年2月3日 20時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
九羅茉 - ばらさないに一票 まだだまだそのときじゃない! (2018年12月9日 10時) (レス) id: abc9788137 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のん x他2人 | 作成日時:2018年8月4日 18時