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story34 ページ34

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階段を降りて、店内へ行くと、透真さんはコーヒー片手に優雅に新聞読んでるし。

魁利くんは、つまらなさそうにテレビのチャンネルを何度も入れ替えていた。








魁「あ、Aじゃん。ずいぶん遅かったね。」

『あー、初美花ちゃん、全然起きなかったから...』

透「初美花は朝が苦手だからな。」

『それなら言ってくれればよかったのに....』









私が沈んだ顔で言うと、フッと片方の口の端だけあげられた。



うっわ、絶対これバカにした。

うわー、ほんとSだわー←









『......お腹空いた。魁利くん、ご飯』

魁「え?俺?透真でしょ?笑」

『魁利くん、ごちゃごちゃ言わないの。ご飯←』

魁「え?笑 俺、なんかした?笑」









ごめんなさい、あなたは何もしてません。

さっきの透真さんにイラッときただけです。









透「...まぁ、そう怒るな。言わなくて悪かった」

『............別に、』

透「はぁ...飯、運ぶの手伝え」









そう言って、強引に私の腕を引く。

半ば強制的に厨房に連れてこられた。



絶対に悪いって思ってない。

だって、なんか、口角上がってるもん←





そんなことを頭の中で考えながら、ご飯を運んでいたら、初美花ちゃんが来た。

あ、あくびしてる。

寝癖直したんだ。









『おはよう、初美花ちゃん。』

初「おはよ!!ごめんね、なかなか起きられなくて...」

『全然!!大丈夫だよ!!』

初「...あ!!私も運ぶの手伝うよ!!」









それだけ言って、私の手元にあったご飯を奪って行った。



朝から元気だな〜。









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ノノ - 続き書いてくださ>_< (2023年1月22日 11時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ゆうみんさん» ありがとうございます!!そう言っていただきとても嬉しいです!!頑張ります!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 九羅茉さん» ばらさないですね!!皆さんの意見をまとめてストーリー書いていきます!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ああああ気になる、彼女ちゃんやかいり君これからどうなるのかな楽しみです (2019年2月3日 20時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
九羅茉 - ばらさないに一票 まだだまだそのときじゃない! (2018年12月9日 10時) (レス) id: abc9788137 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のん x他2人 | 作成日時:2018年8月4日 18時

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