story4 ページ4
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『はぁ......はぁ......』
あれから歩いて歩いて、よくルパパトで見る海の見える場所に来ていた。
その角を曲がると、高尾ノエルが夜野魁利にルパンXだと名乗った場所。
ここなら、誰かには会えるでしょ....
そう考えて、白いベンチに腰掛ける。
−グー...キュルル...
『最悪....お腹空いた。』
近くにレストランなんてないし。
大体、歩きすぎて、お腹空きすぎて、もう歩けないし。
こんな暑い中、水分摂ってないし。
頭が最初の痛みとは別にクラクラする。
どことなく吐き気も感じるし。
そんなとき、足元にボールが当たった。
サッカーボールだ。
ボールを手に取り、見渡す。
3人の少年と目が合って、ボールを投げ渡そうと立ち上がる。
瞬間、激しい目眩に襲われ、体が傾いた。
−ドンッ
そんな鈍い音を立てて、見えたのは地面。
倒れたんだ。
ぼんやりと思考が巡る。
少年が何かを言った。
何かは分からないが、少年達の声に反応して、男性2人、女性1人が来た。
“大丈夫ですか”
“どうしました”
“おい、今すぐに水を持ってこい!!”
ぼんやりとした視界のまま、私は意識を手放した。
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ノノ - 続き書いてくださ>_< (2023年1月22日 11時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ゆうみんさん» ありがとうございます!!そう言っていただきとても嬉しいです!!頑張ります!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 九羅茉さん» ばらさないですね!!皆さんの意見をまとめてストーリー書いていきます!! (2019年2月3日 20時) (レス) id: 616e8f5094 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ああああ気になる、彼女ちゃんやかいり君これからどうなるのかな楽しみです (2019年2月3日 20時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
九羅茉 - ばらさないに一票 まだだまだそのときじゃない! (2018年12月9日 10時) (レス) id: abc9788137 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん x他2人 | 作成日時:2018年8月4日 18時