なんで ページ9
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あ「 えー、、っと、、」
「 お前、ヤスダの連れ?」
あ「 ヤスダ、、?」
「 ヤスダに借りがあってなぁ、返さなあかんと思ってたとこやったんや 」
ヤスダと言われて思い浮かぶのは一人しかいない。
ヤバい。
本能がそう感じた時にはもう遅かった。
「 合ってるみたいやなぁ?ちょっとついてきてもらおか 」
1番体の大きい人に腕を掴まれて、もうどうにもこうにもならない。
あぁ、やってしまった。
なんであたしなんだろう、、
「 お前が、ヤスダの"大切な幼馴染"かぁ。家張ってて正解やったな 」
「 悪いけど、人質になってもらうで 」
あ「 、、!?」
こそっとあたしに向けられたソレは明らかに刃物で。
動けない。
この人たちの言う通りにするしかない。
抵抗することを諦めた。
「 話早いなぁ?ほな行こか。すぐそこや 」
連れてこられたのはいかにもって感じの倉庫。
このへん、ガラ悪い人たちがいっぱいいるって聞いてたから来たことなかった。
こんな風になってるんだ、、
あ、アイスの袋コンビニの前に落として来ちゃった。
1500円も使ったのに、、
意外と冷静な自分に心の中では笑ってしまった。
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作者名:らる*. | 作成日時:2017年8月21日 19時