君のきみとキミ（１０） (ページ35)

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仲はページ35

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あ「大丈夫、ですよ。この間帰ったときに、仲直りできました。」

渋「そうなんや。よかった…凪も喜ぶわ」

あ「すみません。ご心配おかけして。」

渋「いや…謝るのはこっちの方やで。ほんまごめんな。」

あ「ふふ、、渋谷さんが謝ることないですよ」

亮ちゃん、さっきから黙々と紅茶飲んでる。

やっぱり気まずいよね。

…ん？

そう思って亮ちゃんを見ていると、さっきから何回も渋谷さんの方をチラチラと見ているのが分かった。

あ「亮ちゃん？」

錦「んえ！？」

あ「渋谷さんのことそんなに見て、、どうしたの？」

錦「え？別にっ、そんなんちゃうし、、」

渋「ん？自分俺のこと知ってるん？」

錦「あ、えっと… 」

なぜか恥ずかしそうにモジモジしたあと、亮ちゃんはやっと口を開いた。

錦「あの、、昔、ライブハウスで歌ってたすばるくん…ですよね？」

、、は？

思わぬ発言にうっかり心の声が漏れそうになって慌ててミルクティーを口に含んだ。

渋「 …もしかして、来たことあるん？」

錦「うわあ！やっぱりホンモノっすよね、めっちゃファンでした、、！」

渋「そっか、錦戸くんもあの高校やもんな、よう近くの箱で歌ってたしな(笑)」

錦「えー！夢みたいや！」

なんか気がついたら今度はあたしが仲間はずれにされてるし、、

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