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それでも、、信ちゃんに甘えてばかりの自分を自分が許せないよ。
それだけなの…
村「 …風呂、入り。この間のジャージあったやろ 」
あ「 うん、、ありがとう 」
信ちゃんはもうそれ以上何も言わなかった。
そっとあたしに着替えとタオルを渡してくれて、あたしはひとりでお風呂に向かった。
あ「 、、」グスッ
あぁ、ほんとにダメダメだ。
あんなこと気にしちゃいけないの、自分がいちばんよく分かってるはずなのに。
慣れてるはずなのに。
なんでいちいち傷ついちゃうんだろう。
…あたし、あの子たちに何かした？
どうして。
いつもあたしばっかり。
そんなふうに考えちゃいけないって思ってたはずなのに、一度そう思ってしまうと自己嫌悪が止まらない。
今までにいろんな子たちにされた嫌がらせとか罵倒とか全部頭によぎって、もう消えてしまいたくなった。
あ「 …、しんちゃ、、」
村「 …A？どないしたん 」
泣きながらもどってきたあたしを信ちゃんは優しく抱きしめて、俺がおるからって何度も何度も言ってくれた。
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作者名：らる*.
| 作成日時：2017年5月28日 0時
