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眩しくて目が覚めた。
一番に目に入ってきたのは心配そうな顔をした信ちゃん。
その隣にすばるくん。
泣きそうな顔をした亮ちゃん。
村「 A!!!A!!!わかるか!?」
少しだけ首を動かして頷くと、とうとう亮ちゃんは崩れ落ちた。
錦「 っ、、よかったぁ…(泣)」
村「 俺、マルに電話して来る。すばるは先生呼んでくれ 」
何があったんだっけ、、どうしてここにいるんだっけ、、
あぁ、そうか。
あたし事故に…
死のうと思ってた。
このまま、悠人のところに行こうと思ってた。
だけど、あたたかい温もりに包まれて、、
裕くん、、、
あ「 ゆ、、、。ゆ、、く…、」
錦「 へっ、?A、どうしたん?」
あ「 ゆ、、く…ん、、」
錦「 横山くん?大丈夫やで?ちゃんと生きてるよ。」
あたしを庇ってくれた裕くん。
どうしてあそこまでしてくれるのか分からなかった。
だって裕くんが死んじゃうかもしれなかったんだよ?
だけど裕くんが抱きしめてくれたとき、守られてるんだ、大切に思ってくれてるんだって嬉しくて、涙が溢れたの。
安「 Aっ!!!!」
あ「 しょぉ…ちゃ、」
安「 アホ!!!!Aのアホ!!!どんだけ心配さすねんっ、、!!!!」
病室に転がり込んできた章ちゃんは、あたしの顔を見るやいなや怒鳴った。
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作者名:らる*. | 作成日時:2017年5月28日 0時