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120.red ページ20
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渋「 …ヒナ。」
村「 あぁ、、来てくれたんか 」
安「 ふたり、、どう？」
村「 Aは脳震盪と手首の骨折。もうすぐ目覚ますやろうって。」
錦「 よ、こやまくんは、、？」
村「 頭10針縫ったらしい。今は麻酔で眠っとる。右上腕骨近位端骨折と肘頭骨折やと。」
渋「 、、難しすぎてようわからん 」
先に地面に着いた右肩と右肘を骨折したらしい。
一方のAは外傷はほとんどなくて、庇いきれんかった手首の骨折だけですんだ。
安「 よ、、かった、、よか、、、た… 」
錦「 、、、っ 」
丸「 亮ちゃんっ！大丈夫？」
錦「 だい、じょぶ、、ごめ… 」
ふわってまた倒れこみそうになった亮をマルが咄嗟に捕まえた。
ほんま、、ほんまによかった、、
村「 、、いったい何があったんや？」
渋「 …俺も知らんねん 」
丸「 亮ちゃん、、話せる？」
錦「 っん、、はなす、、」
鼻をズビズビ言わせながら、亮はゆっくりゆっくりひとつずつ成り行きを説明してくれた。
安「 、、また大倉、、」
話が終わったあと、ヤスがぽつりと呟いた。
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作者名：らる*.
| 作成日時：2017年5月28日 0時
