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114.black ページ14

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錦「 それで明日の朝一の新幹線で、、」




「 いつまで好きなんですか!?いつまで想い続けるんですか!?」


錦「 、、え?この声、、」


横「 …大倉 」





亮と帰りについての話をしてると大倉の怒鳴り声が聞こえてきた。

相手はAやろう。
油断してた。



大倉がAのこと好きやっていうのはヒナから聞いてたのに。




あ「 っ、、ちがう……っ!」


パチン!って乾いた音が響いた。



錦「 、、は?」




その瞬間、給湯室から人影が飛び出してきた。

Aや。
追いかけな、、!




横「 A!!!」


大「 原田さん待って!!」





同じくAを追おうとしてた大倉を押しのけて俺は走り出した。



また、また傷ついていく。

取り返しつかへんくなる前に、、っ





くそ、、アイツ足速いねんっ
階段を駆け下りて外に出たAを俺も追いかけて外へ出る。

あかん、距離縮まらへんやんけ!!






そのとき、ぴたっとAの足が止まった。

悠人が亡くなった、あの交差点やった。







あ「 〜〜。」



" キャーーーッ!!!"



Aの唇が少しだけ動いたのと同時に向こうから悲鳴が聞こえた。

とっさに振り返るとトラックが猛スピードでこっちに向かってきてた。
…居眠り運転か?




あかん!!!!そっちにはAが、、!!




俺は最後の力を振り絞って走った。







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作者名:らる*. | 作成日時:2017年5月28日 0時

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