貴方と出会えて良かった。２

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村「 よっしゃぁーーーっ！！！」


びっくりするぐらい大きな声で村上先輩が叫ぶ。




村「 お前、あとでやっぱ無しとかアカンからな？」


あ「 村上先輩こそ…後悔してもしりませんよ 」


村「 するわけあるかい！俺が惚れた女やろ！」



ぎゅって腕の力が強くなって、窓から様子を見てた生徒達に村上先輩がまた叫ぶ。





村「 やっとオッケーもらったでー！！！！」


その瞬間すごい歓声があがって、村上先輩と仲がいいと思われる人たちからようやった！！イケメンやったで！今だけ！！(笑)とかヤジがとぶ。



村「 うるさいわ！いつでもイケメンじゃ！！(笑)」




くるってあたしの方に向き直った先輩に、


村「 大事にする。これからは俺だけ見ろ 」


って寒すぎる殺し文句までもらってしまった。
こんなの大嫌いなはずなのに、ドキドキする。




村「 A！」


あ「 えっ？」


村「 A、好きやで！めっちゃ！」



突然名前で呼ばれるのも、何もかもが新鮮で。


レンアイなんて絶対にできないと思ってたのに。

この人は…簡単に壁を超えてきてしまった。
本当に訳のわからないくらい不思議な人。




あ「 、、」


村「 困って黙ってるんも可愛えで？」


って、優しくキスされて、また校舎からは悲鳴があがった。









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