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母「 A、、良かった…ごめんねっ、ごめんなさい、、!」
あ「 お母さん… 」
母「 いつか本当のこと言わなきゃいけないってずっと思ってた。ごめんね、しんどい思いさせて、、」
父「 A…悪かった…。そこまでお前を追い詰めてたなんてしらんくて… 」
お母さんは帰って来たあたしの手を握っておいおい泣いた。
お父さんが頭を下げてるところを、初めて見た。
母「 ごめんねA。亮も…ずっと、黙っててごめんね…っ 」
錦「 …なぁ、おとん、おかん。話あんねんけど。」
ちょっと強張った声のりょーが覚悟を決めたように話しかけた。
錦「 俺、、Aが好き。」
母「 え…?」
錦「 血ぃ繋がってんのに、好きなんておかしいって思ってた。
ずっと、黙ってなあかんって思ってた。
せやけどもう無理や。
この機会やから、ハッキリ言うとく。
俺、Aが好き。」
父「 亮、、」
あ「 …あたしも、りょーがすき。ずっと…好きだった。」
母「 A… 」
ぐっと、繋がれた手に力を込めた。
認めてもらえるか分からないけど、ちゃんと向き合おうってりょーと約束したから。
大丈夫、大丈夫、って、手のひらから伝わってくるような気がした。
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作者名:らる*. | 作成日時:2017年6月15日 1時