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なんとか大倉くんに断りを言って落ち着きを取り戻す。
どうしてこうも共通点しかないんだろう。
顔こそ違うものの、声は全くと言っていいほど同じで。
悠人の命日は大倉くんの誕生日で。
…ダメだ。
考えすぎて頭痛い。
目の前にある、まだ片付けられていない悠人のデスクを眺めて、ゆっくりと息を吸った。
" A〜！今月俺一位！？"
" おめでとう！ついに丸山さん越え♩"
" え〜、悠人くんに抜かれた〜！めっちゃショック！"
" 隆平越え♩"
" おっ！悠人！祝いでメシでもどうや！"
" 信五のおごりな！(笑)"
" 僕も行きたいです♩"
" え〜、まぁ信五金持ちやからええよ(笑)"
" 信ちゃんごちそーさま(笑)"
" ヤス！ほんまお前ちゃっかりしとんな(笑)"
" おいおい副社長さま置いてくなや？"
" すばるくんいたんだ(笑)"
" A！ひどいで！"
ほら、目を閉じるだけで思い出す。
確かに悠人はここにいた。
ここで、あたしと同じ時間を生きていた。
目を開けると、殺風景な机があるだけ。
あ「 、、ふぅ。」
あの時間が何より幸せだったのに。
あたし、全然前なんて向けてないや。
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らる*.(プロフ) - クララさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです^_^できるだけ早く更新できるように頑張りますね♪ (2017年5月7日 18時) (
レス) id: b46fc1d595 (このIDを非表示/違反報告)
クララ - 面白いです♪このお話すごくすごく好きです♪続きも楽しみにしてます♪ (2017年5月7日 13時) (レス) id: f4d8889cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる*.
| 作成日時：2017年5月7日 0時
