ハート・ハート・ハート ( 赤 ) (ページ8)

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8.you ページ8

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あ「すっごーい、いかにも芸能人住んでますーって感じのマンションやった」

渋「そら芸能人やもん」

あ「そうやけどさ(笑)」

渋「あー、なんか嘘みたいや。」

あ「 …なにが？」

渋「 Aがここにおること」

あ「自分が迎えに来たくせになに言ってるん(笑)」

渋「そうやけど、、」

同棲し始めてからは、すばるはもっと甘くなった気がする。
よくくっついてくるし、寝るときもいつも抱きしめられる。

仕事ですばるが遅く帰って来たときも、朝起きたらあたしはちゃんとすばるの腕の中にいる。
でもあたしもそれが安心するから好き。

渋「 A、、好きや」

あ「あたしもすばるが好き」

渋「 …ん。」

あ「なに？」

渋「 Aからキスして、」

あ「 …しょうがないな。」

それにどんなときも、すばるは幸せそうに笑ってくれた。

渋「 A… 」

あ「すばる、、」

ここにすばると一緒にいれること、1番信じられてないのはあたしの方。

あたしたちはよくお互いの名前を呼びあう。
まるで、お互いの存在を確かめるみたいに、何度もなんども。

触れたままの体温が心地よかった。

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