7.you ページ7
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渋「 なぁ、」
あ「 ん？」
渋「 そろそろ俺のとここうへん？」
あ「 俺のとこって… 」
渋「 やから、、俺のとこで一緒に住まへんか？って言ってんねん… 」
すばると付き合って3ヶ月、今日だって突然家にやってきたすばるは、また突然変なことを言いだした。
あ「 何言ってるん…無理やって、同棲なんか。あたしも仕事あるんやし… 」
渋「 お前1人くらい養ったるやんけ 」
あ「 第一、バレたらどうするん？」
そう、あたしがずっと怖かったこと。
ほんまはすばるのところに行きたいし、すばるとずっと一緒にいたい。
でもすばるの職業上、簡単にそういうわけにもいかへん。
それはすばるが1番わかってるはずやのに、なんで…？
渋「 A 」
あ「 なに？」
渋「 お前、ちょおこっち来いや 」
あ「 もー、、なんなんよ 」
おもむろにそんなことを言ったすばるに近寄ると、正面からぎゅっと抱きしめられた。
渋「 俺は、Aのことが1番大事やねん。」
あ「 … 」
渋「 Aがいれば、今の俺の立場も全部捨てていいと思ってる 」
あ「 すばる、、」
渋「 俺と一緒に、来てくれへんか？」
あ「 、、 」
渋「 Aの、もっと近くにおりたいねん… 」
あ「 …分かったよ 」
断れるわけなかった。
真剣な目をしたすばるを見てたら、ほんまにずっと一緒にいられる気がしたから。
すばるなら、それを叶えてくれそうな気がしたから。
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作者名：らる*.
| 作成日時：2017年2月14日 0時
