ハート・ハート・ハート ( 赤 ) (ページ46)

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46.you ページ46

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渋「、、は？」

あ「やから、もうあたしと別れて？もう嫌やねん。」

渋「なにが、、」

あ「すばるのこと、好きじゃなくなった」

渋「おま、嘘やろ…？冗談も程々に… 」

あ「嘘じゃない。明日、出ていく」

渋「おいっ！A！」

やめて。そんな顔で見られたらあたしの意思が揺らぐ。
もう決めたこと。

やから、ごめん。

渋「待ってくれや…あの日俺が、帰ってこうへんかったから…？」

あ「、、違う」

渋「っ、それ以外理由ないやんけ！！」

あ「 …ごめん。」

渋「なんやねん、、俺、こんな好きやのに、、」

あたしを睨むようにこっちを向いたすばるはあたしの腕を引いて寝室に行くとあたしの体をベッドに放り投げた。

すごい衝撃が体を包んで、そのまますばるに押さえつけられる。

渋「嘘って言えや…！」

うっすらとすばるの目に涙が浮かんでるのが見えて、あぁ、あたしはこんなにすばるに愛されてたんやって幸せな気分になれた。

でも、ごめん。心の中でそう唱えるしかできひん。

渋「 A、、」

あ「ちょ、すばるっ… 」

渋「嫌や言うても無理やで。お前が悪いんやからな、、」

あたしの顔を見ずにそう呟いたすばるは、着ていた服に手をかけた。

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