ハート・ハート・ハート ( 赤 ) (ページ19)

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19.subaru ページ19

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渋「 A、、？飛んだか？」

額に汗をかいて、前髪を貼り付けて目を閉じるAは、世界で一番綺麗やと思う。

ほんまに、ベタ惚れやねん。

渋「いっつも無理さしてごめんな… 」

Aがしんどい思いするのはわかってるねんけど、やめられへんねん。
こうやって繋がらな、不安やねん。

いっつも朝起きたらやりすぎやって怒られるねんけどな(笑)
でもそれすらも愛しいねん、、

なんなんやろ、こんな気持ち初めてで、なんて表現したらいいんかもわからへん。

汗ばんでるAの顔をタオルで拭いてやって、簡単に後処理をしてから俺もAの隣に寝転んだ。

渋「 …Aが隣で寝てるって、幸せや」

ぎゅって抱きしめると、Aが嬉しそうな顔してくれるねん。

やからふたりで寝るときも、俺が後に布団に入るときもいっつもAを抱きしめてる。

そうすると、俺も安心する。
ゆっくり寝れそうな気がするねん。

渋「今日も最高やったわ」

ほんまに幸せやねん。

こんなちょっとしたことが、幸せで…
多分、俺こいつのためならなんでもできる。

それがずっと、続いていくんやと思ってた。
Aと幸せになるのが当然やと思ってた。

せやけど人生ってそう上手くいかんもんやなぁ。
分かってたことやのに、Aとおったらそんな未来簡単にぶち壊せるって思ってた。

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