愛を知らぬ少女 (ページ18)

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後ろからの視線が気になるが授業に集中する。モニターには砂ぼこりがたっていて視界が悪い。砂ぼこりが少し晴れる。そこには怯えた表情の緑谷と、先程とは違う方の籠手を構える爆豪がいた。

「先生！止めた方がいいって！爆豪あいつ相当クレイジーだぜ！殺しちまうぜ！」

切島が声をあげる。
流石に生徒からの声もあれば止めるだろう。今回はやりすぎだ。

「爆豪少年次それを撃ったら強制終了で君らの負けとする。
屋内戦において大規模な攻撃は、守るべき牙城の損壊を招く！
ヒーローとしてはもちろん敵としても愚作だそれは！大幅減点だからな！」

オールマイトが忠告する。すると爆豪は緑谷を殴ろうとする。殴り合いにしようとしているのか。

緑谷が予測して右腕を掴もうとするも、目の前で爆破。あっという間に、緑谷の後ろに回る。

見た目とは裏腹に器用だ。緑谷の背中はモロに爆豪の爆破を受けてしまう。それだけではない爆豪は緑谷の腕を掴み爆破で勢いをつけて背負い投げをする。

「リンチだよコレ！テープを巻きつければ捕らえたことになるのに！」

「ヒーローの所業に非ず･･･」

「緑谷もすげえって思ったけどよ･･･。戦闘能力において爆豪は間違いなくセンスの塊だぜ。」

緑谷は爆豪の次の攻撃が来る前にその場を離れた。

「逃げてる！」

「男のすることじゃねぇけど仕方ないぜ。しかし、変だよな･･･」

すいません次いきます！

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