戦闘訓練3―1 ページ11
次の日
午前は必修科目･英語等の普通の授業だ。
「んじゃ次の英文のうち間違っているのは？おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれ！！」
『(あの
授業は、普通だった。
ちなみに勉強は簡単過ぎた。こんなの5年前以上前に終わってる。
そして昼は大食堂で一流の料理を安価で頂けるのだが、
『(席が空いてねぇ･･･)』
パンケーキを頼んでいる間に席が埋まってしまい困っている。先に席を取るべきだった。
「あ、おい！流血！！」
ふと、声をかけられて振り向く。確かクラスに居た赤い髪が特徴的な男子だ。
「俺ぁ切島鋭児郎！！ここで一緒にメシ食わねぇか！もう１人いるけどさ！」
空いている席を指して切島は言う。
もう空いている席は無いのでここは好意に甘えさせてもらおう。
『ありがとな、切島。助かった。』
「おう！」
トレーを置いて席につくと、
「なんだよ切島！流血誘ったのか！」
と金髪黒メッシュのチャラそうな男子が。というかなぜお前たちは私の名前を知ってるんだ。
「あ、自己紹介な。俺、上鳴電気！なぁ、流血今度一緒にメシ行かね？何好きなんだ？」
やっぱりチャラいな。上鳴。
『流血A。切島、上鳴これからよろしくな。好きなものは甘いものだな。放課後そっちの奢りならいいぞ。』
「っしゃ！じゃあ、メシ食おうぜ！」
「流血、ハチミツかけすぎじゃね？」
皿にはこれでもかというぐらいハチミツが注がれていた。
『･･･そうか？うまいぞ。』ﾓｸﾞﾓｸﾞ
流血の甘党っぷりに困悪する男子2人だった。
・
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作者名：サラダ | 作成日時：2018年8月23日 3時
