15話 ページ17
その日のうちに
何とかレコーディング
が終わると
私はその後は
LIVEのリハーサル
そして今日行う予定だったレコーディングが
思った以上に押したため
急遽、翌日の午後にその曲のMV
撮影になる
レコーディングしてから翌日に
MVを撮影するなんてことが
歌手として今までの経験上
無かった
ようするに
それくらい急ピッチに
進めないといけないんだよね…
その翌週には
また別の曲の
レコーディングがある
明日の撮影から
1週間で映像の
編集も終えなくては
いけないのだから
スタッフさんたちも
かなり忙しい様子
マネージャーさんの車で
リハーサルの現場へ急ぐ
…リハーサル会場…
A｢この装飾…前の札幌の
時はすごくいいなとは
思ったんですが
今度の仙台の会場は
札幌の会場よりも
少し狭いので
この大きさのがあっちゃうと
余計に狭く感じると思うし
思いっきり踊れない
かな…？
って思います…｣
スタッフ｢あぁ〜確かに
それじゃ仙台では
これは外しましょう！｣
A｢ごめんなさい！
お願いします！｣
等と次回の仙台のLIVEに
向けて会場の設置の確認と
披露曲の曲順や演出
登場の仕方の見直し
隅々まで確認する
やっぱり会場によって
広さや作りが必ずと
言っていいほど違う
私はどういうライブにしたいか
明確に考えているため
尚更、変なとこがあれば
直すようにと
スタッフさんに注文する
せっかく作ってくれたのに
申し訳ないんだけどね…
A｢〜♪｣
歌の練習、ダンスの連絡も
みっちり終えて
ひとまず今日の分は
終わり。
マネージャー｢送ってくわ！
乗ってて！｣
A｢あぁ！
ありがとうございます！｣
私のマネージャーさん
(実はいるんです
すみません、すっかり
存在忘れてましたby主)
40代の女性でもう私ぐらいの
年齢で大学生の
娘さんがいるらしい
だから常に
娘を見てるよう
って言われる
私的にも
お母さんみたいな
感じな人だから
なんか安心する…
ちなみに娘さん
医大に通ってるらしいです…苦笑
頭がいいですね…苦笑
私なんて短大卒だからな…
私なりに勉強頑張って
入った所だったんですがね…
車内で明日以降の
スケジュールの確認や
たわいのない話を
しているとあっという間に
我が家に到着する
マネージャー｢それじゃ
明日の朝8時に迎え行くからね！｣
A｢ありがとうございます！
お願いします！
おやすみなさい！｣
とマネージャーさんの
車は姿を消した
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作者名：拉麺 | 作成日時：2018年9月11日 5時
