【フィッシャーズ】救世主は貴方達でした

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AM4:00




私の朝はいつも早い。
理由はその内説明するとして…




『とりあえず朝食作ろ…』




20分後




『これくらいあれば十分かな…』




「ん…いい匂い…」




『起こしちゃいました？』




「うわ！うまそー」




「ほんとだ！うまそー」




『あ、ありがとうございます…』




「これ、食べていいの！？」




『はい。お口に合うかどうかは分かりませんが…』




「「「いただきます!!」」」




「うめー！」
「美味しい！」




口々に美味しいと言われると、信頼してない人達でも少し嬉しい。




『ありがとうございます…///』




「あ、照れた笑」




『照れてないです…』




『てか、こんな早くに起きちゃって大丈夫なんですか？』




「俺はショートスリーパーだから大丈夫」




「俺は食べたら寝る！」




『ンダホさんはそーいうと思いました』




「渚ちゃんお代わりある？」




『ありますよ』




「じゃあお代わり！」




「俺も俺も！」




ここは案外楽しいかもしれない。
少なくとも前のいじめや虐待の続いた日々よりずっと。
でも、まだ誰のことも信用出来ない。
モトキさんでさえ信用出来てない。

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