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「おはよ」
「ンダホ、来て早々悪いけど、渚ん家まで乗せてってくれねぇか」
「いいけど、渚ちゃん帰っちゃうの?」
『違うんです。着替えとか必要最低限の物を取りに戻りたいだけです』
「良かった〜焦ったじゃんもー!」
『ごめんごめん笑』
「じゃあ行く?」
『うん』
「シルクは?」
「俺も行く。なんかありそうだし」
「でた、シルクの予言」
『予言…?でも、私も何かありそうな気はする…』
「2人してなんかやだよそーいうの」
『とりあえず行かない?』
「そうだな」
*********************
『ここが私の家』
「意外にも一軒家なんだな」
『そうだよ』
『じゃあ行ってきます』
「おう。なんかあったらすぐ呼べよ」
「気をつけてね」
『はい』
ガチャ
ただいまと心の中で言う。
「おかえりなさい。渚」
「え?」
私の心を読んだかのような返答だった。
その声は明らかな母親の声だった。
『なんでお母さんがここに…?』
「なんでって、渚の帰りを待ってたに決まってるじゃない。どこに今までいたの…?」
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平良 鵺音(プロフ) - はらさん» 失礼しました。外したので大丈夫だと思います (2018年6月9日 3時) (レス) id: 25421aa303 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年6月7日 18時) (レス) id: 32072ba69a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平良 鵺音 | 作成日時:2018年6月7日 17時