高嶺の・・・Ⅱ【ONEPIECE】 (ページ20)

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56話ページ20

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Aの真後ろから飛び出してきた黒い影は出てくる時にAが縛りつけられていた錠の鎖を噛みちぎった

ｾﾝｺﾞｸ「何だ！？」

『カール！！』

なぜカールがこの場に居るのかと言うと、インペルダウンで武器は回収されたがそれを保管庫に置いていたのが幸を期したのだ。能力銃のカールは獣化をすると、こっそりAの後を追い解放する好機を伺っていたのである

腕が自由になったAはシャボンディ諸島でレイリーがしたように爆発する前に錠を外し、遠くに放り投げた。

ｾﾝｺﾞｸ「くそっ！」

『これで私もこの戦争に参戦出来る！』

Aが解放されたのを見ていた白ひげ海賊団の一団は全員歓喜の声を上げた。
隊長達と同等……いや、それ以上の力を持ち合わせているAの戦争参戦は壮大な戦力になる

『エースを返して貰うわ……！』

カールを銃に戻し、手に持つとエースが繋がれている鎖に目掛けて銃口を向ける
が、そんな簡単に解放させてくれないのが海軍だ

たまたま近くに居合わせそれを見ていた黄猿がAに向かって攻撃をしてきた

黄猿「そんな簡単には取り返せないよォ
八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)！！」

『黄猿………！？』

ちらっとエースの方に目を向けると「また後で必ず来るから！」と叫んだAは処刑台から攻撃を避ける為飛び降りた

そこを絶妙なタイミングで獣化したマルコがキャッチし、地面に叩き落とされるのを避ける事が出来た

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ﾏﾙｺ「相変わらず無茶するよぃ」

『また絶妙なタイミングね
ありがとうマルコ』

ﾏﾙｺ「とにかく無事でよかった
一旦オヤジの所に行くよぃ」

もっと他にもAに伝えたい事はあるが今は戦闘中のため余計な会話は終わってからだ。
それを理解しているAはマルコの頭を撫でると再度感謝の気持ちを告げた。

一方、Aを解放してしまったセンゴクは震える手で拳を強く握り締めている

ｾﾝｺﾞｸ「失態だ……！！」

ｶﾞｰﾌﾟ「やりよるわい……
さすがと言うべきじゃな」

ｾﾝｺﾞｸ「何を呑気な事を言っておるんだ貴様！
お前も知らんわけではあるまい……！
あの女は……」

「世界を滅ぼす力を持っているんだぞ!」

ｴｰｽ「…………！？」

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パシフィスタに加え、大将も前方に出てきたからには戦況は一気に変わっていく
ルフィをかばうように戦っていく白ひげの隊長達

戦況はこれからどう変わっていくのかーー