【男主】護るべきものの為にPart2【ONEPIECE】 (ページ37)

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54話ページ37

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少なからず、この力を目にした事の無い奴は意識を保つのも難しいはずなんだが、ここに居る奴らはどうにか耐えたみたいだな

肌をビリビリと突き刺すような威圧感を受け、麦わらの所の主な戦闘員たちは少なからず警戒の色を見せている

ﾚｲﾘｰ「その麦わら帽子は〝精悍な男〟によく似合う
会いたかったぞ！モンキー・D・ﾙﾌｨ」

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それからレイリーは捕まっていた人魚の首輪と手錠を意図も簡単に外した
その光景を見ていた麦わら達は全員、信じられないものを見せられたような顔をしている

ｳｿｯﾌﾟ「何したんだあの爺さん！」

ﾌﾞﾙｯｸ「妖術か何かでしょうか……」

ﾅﾐ「気を付けて、能力者かも知れないわ」

目の前で変な力を見せつけられた麦わら達は全員が動揺をし始めた
だが、今の力は能力でも妖術でもない
この世に3つある覇気の1つーー〝覇王色の覇気〟
数百万人に1人しか素質を持たないーー〝王の資質〟を生まれつき備えた者だけが使える代物

ﾚｲﾘｰ「ん？………おぉ！」

『げっ……』

偶然俺の方を見たレイリーと目が合ってしまった
最悪だ、頼むから俺の名前を叫ぶなよ……と思ったが、それは虚しい願いで終わった

ﾚｲﾘｰ「Aじゃないか！久し振りだな！
この島に来ておったのか！」

ﾙﾌｨ「ん？あぁぁ、Aー！」

ビョーンと腕を伸ばし俺に飛び付いてきた麦わらを何とか抱きとめる
名前を大声で連呼しながらフラフラと揺れている麦わらとそれを隣に座りながら睨んでいるロー

『おい、一旦退けろ』

ﾙﾌｨ「にししっ、嫌だ！」

ﾛｰ「おい、麦わら屋、退けろ」

ﾙﾌｨ「なんだお前……？
ん？シロクマ？！」

抱き着きながらローの仲間の1人であるシロクマのベポに興味を示したのか「凄ェ！凄ェ！」と叫び始めた。そんな麦わらに対して未だに「退けろ」と睨みながら言い続けているロー
それを「嫌だ」の一点張りで譲らない麦わら、その2人に頭が痛くなってきた

ﾚｲﾘｰ「ははは！相変わらず、お前はモテるな」

『お前は一旦その口閉じろ』

ﾚｲﾘｰ「手厳しいのも変わりないな……」

『ちっ』

抱き着いている麦わらを引き剥がし、近くに居る仲間の1人に投げ飛ばす
「何すんだ！」と文句を言っているが顔は何処かしら笑っている麦わらに呆れる

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お話の途中ですが、作者から失礼します

名前の表示設定を

(例) ロー → ﾛｰ
に変えました。(半角にしました)

以上です。