【男主】護るべきものの為にPart2【ONEPIECE】 (ページ26)

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47話ページ26

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暫く大きな事が起きるまでは身を潜めておこうと思っていたんだが………
俺はどうやら、トラブルというものに付き纏われる体質をしているらしい

『はぁ……なんでこうなったんだ』

時は、遡ること、2日前ーーーーー

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モビーから出発し近くの島を探索していたら見知った人物に出会った
サングラスと帽子を目深く被り招待を隠しているみたいだが、オーラというものが隠しきれていない

『おい』

？「うおっ！？」

急に声を掛けられたその人物は壮大に転け睨んだ後、声を掛けてきたのがおれだと気づいた瞬間目の色を変えて人目に付くというのに抱き着いてきた

？「師匠ー！」

『落ち着け、ここ道のど真ん中』

？「師匠ー」

あっ、これは駄目なやつだな、こいつの悪い癖だ
人の話を全く聞かない

誰かに助けを求めようにも周りを見渡す限りこいつの仲間は見当たらない、どうしたものか……と悩んでいると遠くから女が走ってきて、俺に抱きついている男を叩いた

？「ちょっと！こんな所で何してるの！？」

？「何すんだよ！」

？「それはこっちのセリフよ！
1人で勝手に行動しないでって何度も言ってるでしょ！」

男は未だに俺に抱きついている状態で女とギャーギャー言い合っている
頼む、一旦ここから離れてくれ。道のど真ん中だってのを忘れてるのかこいつら

？「大体、君はいつもいつもそうなのよ！」

？「うるせェな、仕事はちゃんとしてるだろ」

？「そう言う問題じゃないの！」

『いい加減にしろ、お前ら』

おれが声掛けたことによって2人の言い合いは終わったが、女は男が抱き着いているおれに気付いていなかったのか目が合うと今までの鬼の形相が嘘かのように笑顔を向けテンションを上げて話しかけてきた

？「えっ、Aさん！」

『久しぶり、コアラ』

コアラ「はい！お久しぶりです！
………って、いつまで抱きついてるのよサボくん！」

サボ「いでででででっ！離せよ、コアラ！」

コアラ「うーるーさーい！」

コアラはずっと抱き着いているサボの頬を引っ張りながら剥がそうとしているが、サボは頑固に離れようとしない
おれからしたら物凄く離れて欲しいんだが……そろそろ周りの目も痛い

ともかく、このままではラチが明かないので、2人の頭にそれぞれ拳骨をお見舞して無理矢理大人しくさせた