【男主】護るべきものの為にPart2【ONEPIECE】 (ページ18)

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40話ページ18

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「どこだー！？」と言って走りまくるこの馬鹿な男を頼むから誰か止めてくれ…俺じゃ無理だ

遭難？迷子？になってから、多分1時間近くは経っている。運のいいことに日陰になった場所に流れ着いたからか無駄に体力は消費しなくて済んでいる、精神的な疲労は半端じゃないがな

『おい！麦わら！勝手に1人で行くな！』

ルフィ「おーい！」

『って、人の話を聞きやがれ！』

くそっ、なんで俺の知ってる船長って奴らはこんなじゃじゃ馬ばかりなんだよ！
人の話もろくに聞かねぇで、自分勝手に行動しやがって。これじゃ、こいつの船員たちも相当苦労が耐えない苦労人たちだな。と多分今頃俺たちを探してくれていると思われる麦わらの船員たちに同情する

ルフィ「おっ、なんだこれ」

『どうした？何か見つけたか？』

走っていて突然止まり下を覗き込んでいる麦わらの後ろから同じように覗き込むと、変な古びた乗り物が落ちていた

ルフィ「これ、乗れんのかな？」

『おい、下手に触るなよ
怪しいものだったらたいへ………』

「うほぉぉぉぉぉぉい！」と叫びながら俺の言葉を全く無視して勝手に乗り物を動かしどこかに行ってしまった麦わら

…………糞ガキ。

空を切っている手を握り締め、微かな殺気を出しながら俺は麦わらの消えて行った方に向かって歩き始める

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A達が遭難している最中、地上にいる者たちは特に探すこともせず黙々と目的地まで進んでいた

ビビ「ナミさん、ルフィさん達探さなくて大丈夫？」

ナミ「大丈夫よ、ルフィはああ見えて強いし、Aさんは頼りになるし。何かあったらどこかしらで事件が起きるはずだから」

「ルフィがいる所に事件が無いことなんてないからね」と笑うナミに対して、「それって、Aさんものずこい被害者なんじゃ…」とビビのみ唯一Aの心配をしていた

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それとほぼ同時刻ーー

エース「どこだ、ここ？」

エースも1人で迷子になっていた