【男主】護るべきものの為にPart2【ONEPIECE】 (ページ1)

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25話ページ1

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俺がモビーについた頃には甲板が騒がしく1人の船員をほぼ全員が抑えつけていた

『お前ら！』

マルコ「あっ、Aさん！」

エース「くそ離せっ！」

甲板から下に置いてあるストライカーの飛び乗ろうとしてたのかエースを押えつけている船員たち

白ひげ「いいんだエース、今回ばかりは嫌な予感がする」

エース「いいや！俺が落とし前をつける！」

『ちっ』

俺は抑えられているエースの身体を掴み寄せ、その顔を思いっきりぶん殴った
もちろん、覇気を纏って殴ったからエースの顔面にほぼクリンヒット

軽く吹っ飛んだエースは殴られた衝撃で出た鼻血を雑に拭いながら俺に噛み付くような目を向けてくる

エース「いってぇな……何しやがる！」

俺は未だに座り込んでいるエースの胸倉を掴み寄せおもいっきり睨みつけた

その表情に恐怖を覚えたのか目を見開いて若干汗を流している、それは周りで俺達を見てた奴らも俺の雰囲気に当てられたのかよろめいている奴が何人かいる

『てめぇ、父親や兄貴達の静止がきこえないのか』

エース「けど彼奴は、鉄の掟を破ったんだ！」

『だとしてもだ
今回ばかりは俺自身もさすがにやばいと思っている』

エース「誰かがやらねぇと死んだサッチに申し訳ねぇだろ！」

『っ………』

エースは一瞬緩んだ俺の腕を払い除け下に用意してあった自身のストライカーに乗って仲間たちの制止を振り切り1人でティーチを追って行った

マルコ「あいつマジで行っちまった……」

白ひげ「A」

『なんだ』

白ひげ「1つ、頼まれてくれねぇか」

白ひげの顔を見ただけで俺は何が言いたいのかを察し話を最後まで聞かず、俺は指笛を吹いた

『安心しろ、少しの間俺がエースと共に行動する』

白ひげ「すまねぇな」

『気にするな』

指笛を吹いてほんの数秒後に空から大きな影がモビーの甲板に降り立った
それを見たのを初めての奴らは手に持っていた武器を構えようとしていたがマルコがそれを制す

『じゃあ、少しの間エースを任せてもらう』

白ひげ「あぁ」

マルコ「Aさん、うちの馬鹿な末っ子をよろしく頼むよぃ」

『あぁ』

俺は空から降りてきた自身の相棒であるーー大きな鴉に跨りエースのあとを追った