高嶺の・･・【ONEPIECE】 (ページ7)

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6話ページ7

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白ひげの首を狙っているルーキーが、ジンベイと決闘をしている。という情報が傘下の海賊団から入ったのが、五日前。

海に出たばかりのルーキーが現王下七武海の1人である、海峡のジンベイと5日間も決闘を続けているだけでも奇跡に等しい

『🎶🎶』

心做しか朝から上機嫌の様子のAが船員たちは気になっていた
すると、これも心做しかどこか不機嫌の様子のマルコが「ルーキーに会えるのが楽しみなんだとよぃ」と教えると聞いてきた船員たちが全員不機嫌なオーラを纏ってしまった

そう、この船は現在、ジンベイとルーキー…ポートガス・D・エースが決闘を行っている島に向かっているのだ
Aからしたら気になっているルーキーに会えるという事で上機嫌になってしまうのは仕方ない

ｻｯﾁ「姉さんはそんなにルーキーが気になんのか？」

『ええ、気になってる』

ｻｯﾁ「そ、そうか………」

素直に即答されたサッチは誰が見ても分かるぐらい肩を落として落ち込んだ。
落ち込むなら聞かなければいいのに……。と船員たちの気持ちは一致した

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「島が見えてきたぞー！」

見張りをしていた船員が島を確認し下にいる他の船員たちに知らせるとマルコは指示を飛ばし、船を島の脇に停泊させた

白ひげ「おれの首を取りてェってのはどいつだ？」

手摺の前に立ち、下にいるスペード海賊団に問いかける。
間近で初めて見る白ひげにスペード海賊団のクルーたちは後退り始めた

ｴｰｽ「白ひげ……」

船から降りた白ひげはスペード海賊団に近付くとエース以外のクルーを全員吹き飛ばした
エースはそれに悔しそうな顔をすると、立ち上がり「炎上網ォ！」と叫び、能力を使って自身とクルーの間に炎の網を引いた

ｴｰｽ「仲間たちは逃がしてもらう…
その代わり……おれは逃げねェ！！」

白ひげ「ハナッタレが生意気な」

その言葉を合図に、エース、白ひげの双方は戦いを始めたが、白ひげの圧勝で勝負にならない
それでもまだエースは立ち上がろうと腕に力を入れる

白ひげ「グラララ、まだ立つか…
今死ぬには惜しいな小僧」

ｴｰｽ「……！？」

白ひげ「まだ暴れたきゃこの海でおれの名を背負って好きなだけ暴れてみろ…！！」

「おれの息子になれ！！」

ｴｰｽ「………！！
フザけんなァ！！」

そう叫ぶと同時にエースは倒れた。が、地面に当たる寸前にAが体を支えた

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