高嶺の・･・【ONEPIECE】 (ページ25)

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24話ページ25

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甲板に出るとあちらも覇気を剥き出しにした状態でゆっくりと歩いてくる
さすがに相手も四皇の1人、普通の人間の覇気に比べると威圧は相当な者じゃない、おかげで白ひげのクルー達は次々と白目を向いて倒れていく

ｼｬﾝｸｽ「失礼、敵船につき少々威嚇した」

これの何処が少々なのかAには理解ができない。歩いて来た所の船はボロボロになっているし、クルーは何人も倒れている

ﾏﾙｺ「てめェ赤髪！なんて事してくれてんだぃ！」

ｼｬﾝｸｽ「お前は1番隊のマルコだな
お前うちに入らないか」

ﾏﾙｺ「うるせェよぃ！」

ふふっ。と笑うところからしてシャンクスは戦争をしに来たわけではなさそうだ。
それを読み取ったのか、白ひげも甲板に自分とシャンクスの2人だけを残しほかは船内に入るよう指示を出した

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白ひげ「恐るるに足らん！
おれは白ひげだァ！」

物凄い衝撃波と白ひげの怒号が同時に聞こえ、室内に入っていたクルー達は全員甲板に戻る
そこには、お互いの武器を手に持ち、刃と刃を合わせている白ひげとシャンクスがいた

その2人の様子を見るからに、話し合いは決裂した事がわかる
上を見ると2人の衝突に合わせて、空が割れていた

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話し合いが決裂し、これ以上ここに居ても意味の無いシャンクスは刀をしまうと自分の船に戻ろうと踵を返した。
その後ろ姿にAは走りより、抱き着いて止める。
その瞬間、白ひげの方からは隊長達の覇気がシャンクスの背中にヒシヒシと伝わっている

『シャンクス！』

ｼｬﾝｸｽ「ん？おー、A！」

『お願い！私を船に乗せて！』

ｼｬﾝｸｽ「…………え？」

Aの言った言葉に、特に深い意味は無い。意味は無いんだが、客観的に捉えると白ひげ海賊団から降りて赤髪海賊団に入る！と言っているようにも捉えられる
家族大好き人間のAがそんな事を思う事は絶対に無いのだが敵船の船長に抱き着きながら頼んでる姿を見せられては、他のクルー達も流石に黙っていない

ﾏﾙｺ「姉さん！どう言うつもりだよぃ！」

ｲｿﾞｳ「そうだぜ！姫さん！」

白ひげ「この船を降りるつもりか？」

『そんな訳無いでしょ
シャボンディ諸島まで乗せてもらうだけよ』

「お願い、シャンクス！」と頼み更に強い力で抱き締めるAにシャンクスはキャパオーバー寸前だ、マルコ達も切り掛る気満々でいる

話のわかるベン・ベックマンが仲介に入り、Aはシャボンディ諸島まで赤髪の船に乗ることにした