呪術師はクソじゃない。【七海建人】

０１７ ページ18

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最推しの冥冥さんに稽古をつけてもらって、
格段に呪力が強くなった。



領域展開も黒閃もクリア。
冥冥さん(につんだお金)のおかげ。



いや、最推しは尊かった。

ちなみに言うと、
冥冥さんに意外な人を紹介してもらったのだが…それはまた別のお話。




そして今、私は最愛の人に会っている。


五条先輩と一緒にいた時は平然を装ってたけど、超心臓バクバクしておりました。


そりゃそうだ、ずっと会いたかった人にやっと会えるんだから。





筋肉ついたなあとか、

もっとかっこよくなったなあとか、

数年ぶりに会うと恋心は薄れてるだろうなんて予想、ばかげてた。



実際は好きすぎて狂ってしまいそう、
今すぐその大きな体に抱きつきたい、なんて思ってしまうほどに。



原作読んでいるからしっていたけど、
よかった、生きてて。

ほんとによかった。





それにしても引率できたのはラッキーだな。

七海さん痛そうだったから、
少しは庇ってあげられるかもしれない。





虎杖「え、同級！？」

『…見えない？』

虎杖「いや、」

五条「七海が老けすぎてるんだよー」

七海「…」




五条先輩に対しての鋭いツッコミも無くなり、
今はただただ私を見つめる七海さん。

そんな綺麗な目で見られたら気まずいです。



勝手にいなくなってごめんなさい、なんて心の中で軽く謝る。



けらけらと笑う呪術師最強は超楽しそうだけど。




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