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くつ屋さん ページ6
NOside
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２人の男の子がくつ屋の大きな扉を押し開きました。
ｶﾗﾝ♪…ｺﾛﾝ♪…
来客を知らせるベルが可愛い音を立てて鳴りました。
智＆雅紀「こんにちは！」
お買い物に来ていたおばあちゃん達はかわいい２人の男の子のおつかいに興味津々で話し掛けて来ます。
人見知りなまーくんは、お兄ちゃんの智の後ろに隠れてモジモジ…。
ニコニコと天使の笑みを浮かべながらおばあちゃんの隣の試着用のソファーに座っておしゃべりを始めてしまった智。
本来の目的を忘れてしまっている智を不安そうな表情で見つめるまーくん。
知らないおばあちゃんが近くに居ることで智に話しかけられないまーくんは、小さくなって智に引っ付くばかり。
奥のカウンターからお店の店主でしょうか？
くつの箱を持って出て来た男の人にまーくんは少し安心した顔になりました。
風間「お待たせしました。こちらのサイズで良かったですか？」
箱の中を見せながらおばあちゃんに訪ねる店主の風間くん。
お婆「えぇ。ありがとう。」
２人の男の子にようやく気づいた風間くんは、２人に笑いかけておばあちゃんが買うくつのお支払いの為にカウンターに行ってしまいました。
ようやく２人っきりになってまーくんが智にお話しすることができました。
雅紀「カズとジュンのくつ選ばなくちゃっ！」
智「しゅんすけに言って小さいくつ教えてもらおっか！」
おばあちゃんを外まで見送って風間くんが戻って来ました。
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作者名：莉乃 x他1人 | 作成日時：2017年9月7日 16時
