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おかえり ページ18
Aside
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
廊下の方から楽しそうな話し声と
まーくんの笑い声が聞こえて頬が緩む。
翔「ココだよ。開けてごらん？」
扉の向こう側から翔の声が聞こえて、
ゆっくりと開いたドア。
智「ママ〜？」
智の顔が覗いて、
まーくんが智と繋いでいた小さな手を離して駆けてきた｡
A「おかえりー！智、まーくん保育園楽しかった？」
さっそくまーくんの甘えん坊が炸裂して、
翔がベットに乗せてくれた。
智は、心配そうな顔をしていたけど保育園の話しを聞いていると
いつものように柔らかい笑みを浮かべるようになってきた。
翔がソファーに置いていたお出かけカバンから、
巻いて輪ゴムで止めた紙を出して智に渡すと
ニコニコと広げて見せてくれた。
パパとお腹の大きな私。
それから、手を繋いだ智とまーくんが笑っている絵だった。
智の優しさが溢れている素敵な絵。
陣痛の間隔が短くなっていて
沢山お話しが出来ないくらいしんどくなってきたけど、
翔と智と雅紀が居るからか自然と笑顔になれて心強かった。
夕食に大好きなお店のオムライスを買って来てくれた翔に感謝しつつみんなで食べた。
夕食の時に翔から智が私が元気がない事に気がついていて心配してくれてた事を知って、
申し訳ない気持ちと流石翔の息子だなぁって笑った。
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作者名：莉乃 x他1人 | 作成日時：2017年8月23日 16時
