5.しゃべるネズミ ページ7
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昼休みになり、ご飯を食べに友人と食堂へ足を運ぶ。
すると。
『一年、桐陰Aさん至急校長室へ来てください』
……！？
なんと、放送で呼び出された。
「ちょっと、A何したの？」
『な、何もしてないよ！？とりあえず、行ってくるね！！』
「いってらー」
友人にそう告げ、急いで校長室に向かった。
・
・
や、やっと辿り着いた校長室……。
さすが雄英というか、広すぎて道に迷ってしまった。
『失礼します』
校長室の扉を開ける。
……すると、ネズミ？みたいなのがいた。
『えーっと、校長先生は……』
「私が校長さ」
キョロキョロと校長先生の姿を探すと、目の前のネズミが喋った。
……って、へ？
こ、校長！！？
『す、すみません！！』
「大丈夫さ！そんなことより、本題に移ろう」
ね、ネズミが喋ってる……しかも校長……。
雄英ってすごい……。
「君に是非、ヒーロー科に来て欲しいのさ」
コホン、と咳払いをし、校長先生はそう言った。
『……え』
その言葉に、唖然とする。
「君の個性は、きっと将来とても役に立つ。多くの人達を救うことができるだろう」
『！！』
……私の、個性が……誰かの役に、立つ。
その校長先生の言葉が、とても心に響いた。
誰かを救えるヒーローに、私が……。
「しかし、この個性が
『あ…』
……そうだ。治癒個性は希少なもの。
きっと、敵に狙われてしまう。
「君の個性はそれくらい、価値があるってことさ。
…だから、君にはできるだけ、ヒーローの傍にいてほしい。そして、個性を磨き、ヒーロー科生徒と共にヒーロー基礎学を学んでほしいのさ」
私の個性には、価値が……。
……先程とは違い、不安が胸に募る。
「HAHAHAHAHA！！大丈夫！君ならきっとできるさ！それに、敵に狙われても
『校長、先生……』
校長先生の暖かい言葉に、胸が熱くなる。
『……校長先生。私、ヒーロー科に所属してみます。たくさんの人達を守れる、ヒーローになります！』
幼い頃、夢見たヒーロー。
諦めかけていたけれど、希望の光が差したんだ。
……絶対、立派なヒーローになってみせる！！
「ありがとう。いい心構えだ！」
校長先生は、そう言って笑ってくれた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年11月14日 21時) (
レス) @page3 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 轟くんのボケが面白いっ！これからも頑張ってください。 (2018年7月22日 17時) (レス) id: 4c9134da1a (このIDを非表示/違反報告)
ニコぱー(プロフ) - ユさん» ありがとうございます！亀更新ですが、精一杯頑張りますね！！ (2018年1月6日 20時) (レス) id: 7b1f38d2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ユ - 頑張ってください (2018年1月6日 19時) (レス) id: 12a97e7dbc (このIDを非表示/違反報告)
ニコぱー(プロフ) - かさかさスライムさん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2017年9月6日 0時) (レス) id: 7b1f38d2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコぱー | 作成日時：2017年8月21日 20時
