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22話 ページ24

あの鬼ごっこが始まってから

みんな頭を使って鬼ごっこを楽しんでいた


「A。ちょっと良いかしら?」



「なぁに?シスター?」



「みんなと仲良くなりたいの。鬼ごっこしましょう」



「うん!じゃぁ皆集めてくる」



私の「「集合〜」」の合図で全員集まった



勝負の時間は20分


今日はチーム戦じゃなくて個人個人


私は1番この森で大きい木の上に登って下を見ている


シスターって、凄い。


例えば 花や葉っぱを使って ちびっこ達の興味を持たせて 1箇所に集めたり!しかも葉っぱは♡とかマークを切り抜いてて すっごく可愛い!!



それに頭を使う戦略の、子

体を使う戦略の、子 みんな捕まった!


凄い!凄いよ シスター


私も木と木を移動して下に降りようとしたとき


エマがフィルとビビアンを抱えて逃げていた


ちゃんとエマは考えて走ってるみたいで


岩や石の集まっている場所に逃げていた


私は好奇心でシスターとエマの会話を聞いていた



「知ってる?ノーマンの弱点は"体力"
昔体が弱かったんですってね

レイの弱点は"諦めが早いところ"判断が早い分切り捨ててしまうのも早いのね

そしてエマ、貴女の弱点は"甘さ"追われているのに
他の子抱えて逃げちゃうような"甘さ"…よね

ただ、A。あの子だけは無知なのよね
何を考えているのか分からないのよね」


弱点なしとは!さすが私!それにしても
シスターは周りを良く見てるんだなぁ


「諦めてでてきなさァーい、悪いようにはしないわ
もしあなたがあの日"収穫"を見たのなら私はあなたの味方よ」



収穫?考え込んでたらシスターの大きな声が聞こえた


「見ィつけた」


エマが捕まっちゃった 私もそろそろ隠れるのは
つまらないし



「鬼さん!こちら!手の鳴る方へ」


さぁ逃げますか!


「A!!」

「お前、アソコで隠れてたら見つからなかっただろ バカかよ」


ノーマンとレイだ


「隠れてるのはつまらない!鬼ごっこだよ!
逃げなきゃ」


そう私が後ろを振り返るとシスターが
でも、なにが考えてるみたい。ダメだよ


「追いかけてこない...じゃぁ逆に追いかけちゃお」


私は来た道を戻ってシスターを追いかける事に


「「20分経過!」」

もうたったの?時間って経つの早いね

「「俺/僕/私 達の勝ち」」


「な...?いつからソコにいたのを A」


「シスターを逆に追いかけてみた!
とっても楽しかったよ!シスター」

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抹茶プリリン(プロフ) - 21センチさん» ありがとうございます!更新頑張ります!!! (2019年2月25日 11時) (レス) id: 979a7b2ed6 (このIDを非表示/違反報告)
21センチ(プロフ) - いつも楽しく読んでます!更新頑張ってください (2019年2月24日 15時) (レス) id: 9d958f7c5a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリリン(プロフ) - ドラゴンさん» そう言っていただけてとても嬉しいです!更新頑張ります!! (2019年2月16日 11時) (レス) id: 979a7b2ed6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!続きを待ってます! (2019年2月15日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶プリリン | 作成日時:2019年2月4日 22時

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