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14話 ページ16

その日は夢を見た。エマ達の夢。


だけど、私だけは違った。



私は本を読んでいた。エマ達が描かれている本を



「今日も最ッッ高ッッ」



夢の中の私は叫んでいた。幸せそうに



見たことのない街。人。服。そして私。



「脱出ね...」


所々ノイズ音が聞こえるけど



夢の私はなにかを呟いている


「コニー...推してたのに」


ん?コニーの話。どうかしたの?コニーが



「まさかレイが...だったなんて 思わなかった」


コニーの次はレイ?レイがなんなの?


ねぇ。教えてよ



私は私に叫んでるけど聞こえてないみたい。



その時、私の脳裏に人物が浮かんできた



少し肌が黒くて、女の人でママみたいな服を


着てる人。誰なんだろう



「.......まさか.....フィ.....す...」



ノイズ音がドンドン大きくなって



私は目が覚めた



「汗すごいよ?」「大丈夫?」「おはよう」


夢。リアルではないけど現実?夢。


「おはよう皆!実は夢の中で鬼ごっこしてて」



「夢の中でも?」「沢山走ったんだね」

「Aって鬼ごっこ大好きなんだね」



「そうそう。大好きみたい〜シャワー浴びていいか
ママに聞いてくるね〜」


ハァハァ疲れちゃった。


「ママ〜汗だくだからシャワー浴びていい?」


「いいわよ。でもどうしたの?」


ママの眼が少しだけ鋭くなった気がする。怖い。


「夢で鬼ごっこしてて」


「そうなの?早く行ってらっしゃい 朝ごはんには遅れないでね。」


「うん。ママ」


ママはもう1回、私を見てから朝ごはんの準備に


とりかかった。

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抹茶プリリン(プロフ) - 21センチさん» ありがとうございます!更新頑張ります!!! (2019年2月25日 11時) (レス) id: 979a7b2ed6 (このIDを非表示/違反報告)
21センチ(プロフ) - いつも楽しく読んでます!更新頑張ってください (2019年2月24日 15時) (レス) id: 9d958f7c5a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリリン(プロフ) - ドラゴンさん» そう言っていただけてとても嬉しいです!更新頑張ります!! (2019年2月16日 11時) (レス) id: 979a7b2ed6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!続きを待ってます! (2019年2月15日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶プリリン | 作成日時:2019年2月4日 22時

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