桜色Memories 【黒子のバスケ】 (ページ44)

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貴『…1つ言っていい？』

黄「Aっちから言うのって

なんか珍しいッスね！なんスか？」

貴『…見てたよ，最後の全中』

私がそう言うとさっきの皆の雰囲気が嘘のように変わった。

貴『正直言うなら最悪だった。

あんな試合しない方が良かった。

あの試合見た時思ったよ…バスケ部辞めてよかったって…』

本心だった。

でも，あれがきっかけで黒子は部活を辞めたのだろう。

そんな…誰かが辞めてしまうような試合を見たくはなかった。

火「おまえら，まじゴチャゴチャ考えすぎなんじゃねーの？

楽しいからやってるに決まってんだろ…バスケ」

重く張りつめた空気の中

呆れたように呟かれた一言。

彼らしいと思った。

緑「なんだと？

何も知らんくせに知ったようなことをいわないd((グチャ

言いかけた真ちゃんの頭にはお好み焼きがのっている。

飛んできた方向にはヤバいという表情をした高尾。

緑「とりあえずその話は後だ

高尾！ちょっとこい」

高「わりぃわりぃ

ちょ，ごめん！ごめん…ごめ…あたぁぁぁぁぁ！！！？」

店の外に出された高尾は真ちゃんによって

ボロボロになり戻ってきた。

そんな高尾を思いっきり笑ってやったのは言うまでもない。