桜色Memories 【黒子のバスケ】 (ページ43)

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黄「負けて悔しいのは分かるっスけど

ほら！昨日の敵はなんとやらッスよ！」

緑「負かされたのはついさっきなのだよ！

むしろお前がへらへら同席している方が

理解に苦しむのだよ…1度負けた相手だろう」

黄瀬の言葉に対して苛立ちを含んだ声で答えた真ちゃんに対して

黄瀬は堂々と宣戦布告をした。

"インターハイの舞台でリベンジする"と。

貴『なんか変わったね…黄瀬』

緑「あぁ…目が変なのだよ」

貴『いや，変とは思ってないけど』

冷めた瞳をしていたあの頃

何をしても楽しくなさそうな…そんな瞳が

温かく光の宿った瞳になっていた。

黄「最近思うのが，海常の皆とバスケするのが

ちょっと楽しいっス」

そう言った彼に心が温かくなった。

素直に嬉しかった。

緑「やはり変わってなどいない

戻っただけだ…3連覇する少し前にな」

そう言った彼は黄瀬が自分よりも先に変わってしまったのが悔しかったのか

さっきよりも少し不機嫌になった。

その姿に思わず笑うと睨まれてしまった。