桜色Memories 【黒子のバスケ】 (ページ22)

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試合が始まった。

順調に点を決めている様子をみて

今回の試合も大丈夫だと思った。

上の階では誠凛が見学をしているのを確認した。

誠凛の次の相手は正邦

あそこのチームは古武術を用いているチームだ。

秀徳(うち)よりも正邦(そちら)の方を確認した方がいいのに…

と思いながらもコートに集中した。

危なげなく勝ちそのスコアをノートに纏めた。

.

誠凛side(会話文のみ)

河「やってることは俺らと変わらないのに

なんかすごい簡単に見える」

ドリブルからディフェンスを抜いて

点を決める秀徳を見て河原が言った。

日「ミスが少ないからだ

簡単そうに見えるって言うのはつまり

基本ががっちりできてるってことだよ」

大坪という絶対的なスコアラー。

彼の圧倒的なパワーに誠凛の1年3人は驚いていた。

火「緑間は随分調子いいみたいだな」

今のところ全部決めている緑間をみて火神が言った。

黒「彼が外したとこ、見たことないので

緑間くんはフォームが崩されない限り100%決めます。」

黒子の言った言葉は全員の耳に届いた様で

驚きを隠せないようだった。

黒「それともう1つ

秀徳のマネージャーには気をつけた方がいいと思います。」

そう言った黒子の視線は

桜色の髪をなびかせる

彼女の方へ向いていた。