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虹「辞めたんだな…バスケ部」
貴『…はい』
全中が終わり数ヶ月
話があるとわざわざ教室まで来た虹村先輩と
図書室で話していた。
虹「赤司達か…」
貴『…私は白金監督とか虹村先輩みたいに
あいつらに手を差し伸べて挙げることができない…
もう…あのチームじゃ笑えない』
バスケを楽しんでる彼等をみるのが楽しかった
試合に勝って喜んでる彼等が好きだった。
でも、気づけばチームはバラバラで
みんなの心は1つじゃなかった
虹「…そっか
お前なら支えられると思ったけどな」
貴『…私はそんなにできた人間じゃないですよ
それに、さつきもいるので…大丈夫だと思います』
虹「俺はもう主将じゃねぇから
バスケ部に対して何か言うつもりはねぇけど…A」
貴『？』
虹「よく頑張ったな…おつかれ」
そう言って私の頭を撫でてくれた先輩の手は
温かくて、大きかった。
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作者名：るる | 作成日時：2020年2月7日 23時
