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貴『始まるね…もうすぐ』
緑「あぁ」
月日は経った
青い空に浮かぶ太陽が眩しいこの日
インターハイが始まろうとしていた。
危なげなく試合を勝ち進んでいき
次の試合
コートに行くと誠凛がいた。
真ちゃんや高尾と共に入ると
火神と黒子がこちらに近づいてきた。
一足先にベンチへ行き準備をしながら
様子を見ていると
何か話をしている様で
しばらく眺めていると
大坪先輩の声で2人共戻ってきた。
緑「Aこれをどうにかするのだよ」
そう言って手を出しきた真ちゃんの手のひらには
"せいりん10ばん かがみたいが"
と書かれていた。
高「ﾌﾞﾌｫ」
緑「笑うな高尾」
貴『ｱﾊﾊｯ、いいんじゃない？
思い出として残しとけば？笑笑』
緑「だまれ」
不満そうにしていた彼に呆れながらも
手のひらを綺麗にしている私を見て
高尾はまた笑ったのだった。
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作者名：るる | 作成日時：2020年2月7日 23時
