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貴『今日の試合
見ていてとても面白かったし
素晴らしかったです。
それから勉強にもなりました
ありがとうございます。』
こちらこそ、という誠凛のキャプテン
ふと視線を感じ見ると
赤髪の彼がこちらを見ていた。
貴『君、名前はなんていうの？』
火「あ？火神大我だ」
貴『火神大我…』
あんなに凄いプレーをするのだから
どこかで見たことはあるはずと思っていたが
やっぱり知らない。
貴『まぁいいや…今日は呼ばれたから来ただけだし…
じゃあね黒子、いいもの見せてくれてありがとう』
黒「！」
貴『火神大我…彼が貴方の新しい光だってこともすぐわかった』
黒「やっぱりさすがですね」
貴『最後に1個だけ聞きたいんだけど
いまのバスケは楽しい？』
.
.
.
.
黒「はい、とても」
そう言った影の顔に
あの時の絶望に満ちた面影は残っていなかった。
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作者名：るる | 作成日時：2020年2月7日 23時
