桜色Memories 【黒子のバスケ】 (ページ18)

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貴『真ちゃん来てたんだ…高尾は？』

緑「途中で降りて置いてきたのだよ」

貴『なにそれ可哀想』

いつの間にか来ていた真ちゃんと

話をしていた。

どうやら2階で見ていたらしく

試合が終わった後に鋭い目で赤髪の彼を見ていた

顔を忘れられなかった。

貴『？どこ行くの』

突然背を向け歩き出す真ちゃんに声をかけた。

黄瀬のところに行くと言った彼に

心配してるのかな？などと思いながら

私は黒子の元へ足を進めた。

海常内をしばらく歩くと海常のキャプテンと握手をしている

誠凛のキャプテンを見つけた。

黒「Aさん？」

端の方で終わるのを待っていると

突然声をかけられそちらを向くと

誠凛の皆と一緒にいる彼がいた。

貴『黒子…』

黒「お久しぶりです」

貴『うん、久しぶり』

久々の再開に軽く挨拶を交わしていると

後ろにいる誠凛の方がざわざわしているのが聞こえた。

日「黒子…もしかして、彼女か？」

黒「違います

中学時代のマネージャーです」

「「「「はあぁぁぁぁぁ！？」」」」

何をそんなに驚かれなければいけないのか

疑問に思いながらも

とりあえず微笑んでおいた。